ロックフィッシュというとその強い引きが魅力の魚。
全国各地で狙っていくことができ、陸っぱりからもボートからでも狙っていくことが出来るので人気が高いゲームフィッシュです。
今回はその人気のロックフィッシュに使うロッドについて、おすすめのモデルやその特徴、選び方や取り扱いの注意点について解説していきます!
Contents
ロックフィッシュとは
ロックフィッシュとはボトム付近に生息するフィッシュイーターの総称です。
特に名前にあるように岩などの障害物周りに生息していることが多いです。
代表的な種類を上げるだけでも、アイナメ、カサゴ、ソイ、ハタといった多くの種類がロックフィッシュと呼ばれており、各地でさらに種類が違った多くの魚種を狙うことが出来ます。
ロックフィッシュはいずれの魚種もヒットすると強い引きを見せるのが特徴です。特に岩などの障害物に潜り込もうとするので、釣るためにはパワフルなタックルを準備しておく必要があります。
また、ロックフィッシュのエサはエビやカニといった甲殻類、イワシやアジなどの小魚がメインとなります。
これらのエサを模していくことがロックフィッシュの釣りでは必要となるので、ワームをはじめとするルアーが使われるのが通常です!
ロックフィッシュロッドの特徴
とても硬さがある
ロックフィッシュロッドの最大の特徴はなんといってもその硬さです!
ベイトロッド、スピニングロッドともにミディアム以上の硬さがメインとなっています。
硬さを持たせる理由としてはやはりロックフィッシュのファイトを受け止めること、ボトム付近を狙っていくために重たいウエイトを使っていくことが理由です!
強度がとても高い
ロックフィッシュロッドの最大の特徴は強度がとても高いことです!
各メーカーによってロッドの強度を増すために、ロッド本体であるブランクスをカーボンテープで強化したりしてあります。
また、ガイドにはあえてステンレスフレームガイドを使っているモデルも多いです。
ガイドフレームとしてはチタンフレームガイドもよく使われますが、少し柔らかいといった特徴があるため、ロックフィッシュロッドには硬さのあるステンレスフレームガイドが使われていることも多いです。
ロングロッドが多い
ロックフィッシュロッドには長さのあるロングロッドが多いのも特徴です!
長さがあることによってボトムの変化に対応しやすかったり、フッキングパワーが効率よく伝わっていくようになります。
ロングキャストもしやすくなりますので、より広範囲を探っていくことが出来るのもロングロッドの特徴です!
ロックフィッシュロッドの選び方と注意点
状況や使うルアーでタイプを選ぶ
ロックフィッシュロッドにはベイトロッド、スピニングロッドどちらも使われます!
状況や使うルアーに合わせて使い分けていくと良いでしょう。
例として、ベイトロッドはより複雑な地形の場所を狙っていく時や1オンス近いウエイトのルアーで使い、スピニングロッドはとても水深が深い場所を狙っていく時や軽いウエイトのルアーで使っていくのがおすすめです。
どちらのロッドについても選ぶときには強度が高いことを基準として選んでいきましょう!
ロックフィッシュのワームに関しては、ロックフィッシュワームはどんなもの?カラーの選び方やおすすめをご紹介!で紹介しています。
魚のサイズに合わせて選ぶ
ロックフィッシュロッドは魚のサイズに合わせた選び方をしていきましょう!
ロックフィッシュはサイズが上がるにつれて、引きももちろん強くなっていきます。
例としては大型のアイナメやソイにはベイトロッド、比較的小型のカサゴやハタにはスピニングロッドといった選び方をしてみると良いでしょう!
PE対応のガイドを搭載したロッドを選ぶ
ロックフィッシュの釣りでは細くても強度が高いPEラインが使われることがほとんどです!
そのためガイドはPEラインに対応したものを搭載しているロッドを選びましょう!
PEラインに対応しているガイド形状はKガイドフレームKRガイドフレーム、LDBガイドフレームといったもの、ガイドリングはSicやトルザイトリングとなっていますので、ロッドのスペックを確認して購入するようにしましょう!
強度のバランスを重視して選ぶ
ロックフィッシュロッドはタックル全体とのバランスを重視して選ぶようにしましょう!特にバランスを取りたいのがロッドとラインのバランスです。
ロッドが硬すぎてラインが細いとフッキング時などにラインブレイクすることが多くなりますし、ロッドが柔らかくラインが太いと強い力が掛かった時にロッドが折れてしまう可能性が出てきます。
基本的には状況や使うルアーを元にロッドを選び、ロッドのスペックにある対応ライン表示内の強度のラインを使うと良いでしょう!
おすすめのロックフィッシュロッド
ベイト
アブガルシア ソルティースタイル ロックフィッシュ STRC-732H-KR
ロックフィッシュ用ロッドとしての基本性能が充実したベイトロッドです!
セミマイクロガイドを使用することによってロッドのブランクスパワーを活かしやすくもなっています。
まずはロックフィッシュに挑戦しようとする初心者の方におすすめのロッドとなっています!
アブガルシア RockSweeper NRC-882EXH LIMITED MGS
テトラアクシャルカーボンという4軸カーボンブランクスを採用したベイトロッドです!
他にもマイクロガイド仕様などで軽量化を図った中~上級者向けのロックフィッシュロッドとなっています。
ロックフィッシュに大きな魅力を感じている方にぜひ手にしてもらいたいモデルとなっています!
メジャークラフト クロステージ CRX-792MH/B
ルアーウエイト40グラムまで対応できるベイトロッドです!
ディープに潜むロックフィッシュも直撃できるミディアムヘビーのロッドとなっています。
ロッドエンドまでしっかりとグリップ素材が配置されていますので、フッキングやファイト時に体に当てても支障が出にくいモデルとなっています!
メジャークラフト N-ONE NSL-882EXH/B
ルアーウエイトは2オンス越え、対応PEラインも2.5号までとなっている非常にパワーのあるベイトロッドです!
エクストラヘビーパワーによってロングキャストから強引なファイトまで対応してくれます。
ブランクスはナノパワー・テクノロジーのカーボンにクロスフォース製法でさらに強度を持たせた設計となっているハイパワーなベイトロッドです!
ダイワ HRF 73MHHB
より多くの釣法に対応するためにロッドパワーが調整されているベイトロッドです!
2ピースになっていますが、先はミディアムヘビー、バット部分はヘビーとなっており、ルアーの操作性や対応性を広く残しつつ、ロックフィッシュの強い引きはバットで受け止めるといった設計になっています。
陸っぱりでもボートからでも活躍してくれるバーサタイルなロッドとなっています!
スピニング
メジャークラフト クロステージ KガイドCRK-S762M
ロックフィッシュで使われることが多い1オンスまでのウエイトに対応できるスピニングロッドです!
ガイドにはPEライン対応のKガイドを搭載していますので、ラインにも優しい設計となっています。
対応幅を広く持たせつつも、しっかりとしたバットセクションでフッキングを可能としているスピニングロッドです!
メジャークラフト N-ONE NSL-902H/S
長さが9フィートあるロングスピンです!
ブランクスにはナノパワー・テクノロジー仕様のカーボン素材の使用、ガイドは糸絡みの少ないKRガイドを使ってあります。
強めのティップを採用することによって、遠投した先でもしっかりとルアーを操作することが出来ます!
ダイワ HRF 810MHS
9フィートに迫る長さを持ったロングスピニングロッドです!
遠投できることによって陸っぱりからの攻略範囲を広げていくことが出来ます。
スピニングロッドではありますが、1オンスといった重めのウエイトも使うことが出来るパワーも魅力的です!
アブガルシア ソルティースタイル キジハタ STHS-832M-KR
ロックフィッシュの中でもファンが多いキジハタに照準を当てたロックフィッシュロッドです!
ボトムから少し浮いていることが多いキジハタを狙うのによく使われるスイミングメソッドに適したロッドです。
1/8オンスといったロックフィッシュでは超軽量なウエイトにも対応してくれるロッドとなっています!
ノリーズ ロックフィッシュボトム 80MH
ボートからのスーパーディープ攻略におすすめのスピニングロッドです!
繊細なティップセクションでリグを操作しつつ、バイトがあれば強靭なバットでフッキングに持ち込みファイトすることが出来ます。
ガイドセッティングも適材適所で形状を変えてあるこだわりのモデルとなっています!
まとめ
今回はロックフィッシュロッドについて、おすすめのモデルやその特徴、選び方や取り扱いの注意点について解説してきましたがいかがだったでしょうか。
ロックフィッシュの魅力はなんといってもその強い引きです。
今回の記事を参考にロックフィッシュロッドを選んで、ぜひその楽しさを味わってみてください。
リュウジ
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