メバリングはメバルをワームやミノーなどで狙うライトソルトルアーゲームの一つです。漁港などで手軽にでき、ゲーム性も高い釣りであることから、非常に人気の高いルアーフィッシングです。
メバリングで使用するラインは、ルアーによってナイロンやフロロカーボン、エステルなどを使い分けるアングラーが多いですが、近年は遠投性能と感度が高いPEラインにも注目が集まってます。
今回はそんなメバリングにおすすめのPEラインについて見て行きます。
Contents
メバリングで使うPEラインの特徴
太さは0.4号以下が定番
メバリングは3g以下の軽いルアーを使うことが多いためナイロンやフロロカーボンラインでも4lb以下の非常に細いラインを使う釣りとして知られています。それはPEラインでも例外ではなく、0.4号以下の細いラインが定番とされています。
カラーは関係ない?
市販されているPEラインの多くはカラー付きのものがほとんどです。そのためラインのカラーが釣果に影響を与えると考える方も多いかもしれません。その答えはメバルにしかわかりませんが、使用感だけで話をすれば、ラインカラーによる釣果の変化はあまり感じません。PEラインの場合はラインとルアーの間にリーダーを挟むことがほとんどであるため、ラインのカラーによって食いが渋ることは非常に少ないです。
高感度としなやかさ
PEラインは他のラインに比べて、ラインにテンションをかけてる間の感度が抜群に良いです。そのため遠投性能だけではなく、テンションをかけてアクションをさせるルアーには抜群に相性が良いです。また非常に高強度ながらしなやかさも併せ持つため、使いこなすことができれば応用力の高いラインでもあります。
メバリングでPEを使うメリット
遠投性能が抜群にアップ
尺メバルを狙う場合やプレッシャーの高いフィールドではルアーがもっと遠く飛ばせればと考える方も多いと思います。
ルアーを遠くに飛ばすためには、ロッドを長くする、ルアーを小さく重いものにするなど、様々な方法がありますが、軽いルアーを使うことがほとんどのメバリングにおいてはこれには限界があります。しかしPEラインを使えば、ラインが細くてもしっかりとした強度を維持できるため、軽いルアー飛躍的に遠くに飛ばすことができます。
フロートリグ、キャロライナリグに最適
軽いワームを使いながら遠投をするためには遠投用のフロートやシンカーをつけたフロートリグ、キャロライナリグがおすすめです。これらはリーダーとしてフロロカーボンを使いますが、本線はほとんどの場合がPEラインです。
不意の大物にもしっかり対応
メバリングは細いラインを使用する釣りであるため、不意の尺メバルや、外道がかかった際に細いラインがブレイクしてもらうことも多いです。PEラインは細いだけではなく強度も非常に高いため、ドラグワークをしっかりと行えば不意の大物にもしっかりと対応できます。
メバリングでPEラインを使う注意点
ガイドへの糸絡み
PEラインは細くしなやかなラインであるが故に、ラインが絡まるなどのトラブルが多いラインでもあります。特にガイドへの糸絡みは釣りの妨げにもなる重大なトラブルです。
現在大手メーカーから販売されるPEラインに対応しているロッドの多くはKガイドなどのPEラインがガイドへ絡むトラブルを極力軽減したモデルが多いです。PEラインを使用する際はそれらのガイドを優先して選ぶようにしましょうね。
ショックリーダーは必ず結ぶ
PEラインはルアーやジグヘッドに直結して使用することができますが、PEラインの感度を活かすためにはリーダーの使用が前提となります。また細いPEラインは根ズレに非常に弱いため強度強いショックリーダーを必ず結束しましょう。
リーダーの結束はしっかり練習
PEラインを使用する場合、多くのルアーフィッシングではリーダーと呼ばれるフロロカーボンやナイロンラインを数m結束して使用します。リーダーの結束は様々な種類があります。強度はもちろんですが、メバリングの場合暗い漁港内でリーダーを結束する状況も多々あります。自分に合った結束方法を事前にしっかりと調べ、簡単に結び直せるように練習をしておきましょう。
トリプルエイトノットはライトゲームの際に簡単にできる結束方法として有名です。
強風の際はPE厳禁
PEラインは軽くしなやかなラインであるため、風が強いフィールドではラインが風に流されてしまい釣りにならないことが多いです。またテンションをかけなければメリットでもある感度も無意味になってしまいます。そのため風が強いポイントで風裏を探すなどの対策を取るか、他のラインで釣りをしたほうが安心ですね。
メバリングにおすすめのPEライン
ラパラ ラピノヴァ
ラパラから販売されるコストパフォーマンスの高いPEラインです。やや太めではあるものの、初めてPEラインを使う方にはおすすめのラインです。
デュエル アーマード F
デュエルから販売されるメバリング専用のPEラインです。専用設計であるため、非常に使いやすくベテランアングラーからも評価が高いラインです。
ダイワ 月下美人 月ノ響
ダイワから販売されるメバリング専用のPEラインです。他メーカーのモデルでは少ない0.3号以下の細いモデルも販売されています。
東レ ソルトライン メバリングPE
東レから販売されるメバリング専用のPEラインです。視認性良いバイオレットカラーは夜釣りでライトアップした際にも目視でラインの状況が確認できます。
よつあみ G-SOUL X4
よつあみから販売されるPEラインです。この価格帯のPEラインでは最高峰の品質としてアングラーからの評判も非常に高いです。一番細い号数でも0.6号であるため、尺メバルを狙う太いラインを探してる方にはおすすめです。
ダイワ 月下美人 月ノ響II
ダイワから販売されるメバリング専用ライン月ノ響のニューバージョンです。技術革新によるさらなる遠投性能と高感度を実現しただけではなく0.15号という極細もラインナップされています。
デュエル PEライン アーマードF+Pro
デュエルから販売されるメバリング専用ラインのアーマードFの上位モデルです。メバリング専用ラインとしては最高峰のスペックを誇り0.1号を下回る、0.08、0.06号という超極細がラインナップされています。
メバリングにおすすめのショックリーダー
ショックリーダーとは?
メバリングでPEラインを使用する際は根ズレなどを保護することやメバルへのプレッシャーを抑えるためにショックリーダーを必ず使用しましょう。ショックリーダーにはナイロン、フロロカーボンのものがありますが、感度が高く、根ズレにも強いフロロカーボンリーダーがおすすめです。
ヤマトヨテグス フロロショックリーダー
コストパフォーマンスにすぐれたフロロカーボンのショックリーダーです。太さのラインナップも豊富で手軽に使えるショックリーダーです。
ダイワ 月下美人 フロロカーボン
ダイワから販売されるメバリング専用のショックリーダーです。メバリング用の専用ショックリーダーを探している方はこちらをおすすめします。
シマノ ソアレ EX フロロカーボン
シマノから販売されるメバリング専用のショックリーダーです。メバリング用の専用ショックリーダーの中でも強度に特化したモデルです。
まとめ
今回はメバリングにおけるPEラインについての特徴やメリットなどを見ながらおすすめのPEラインを見ていきました。
近年は各メーカーから専用ラインも数多く販売されているため、ラインに迷ってる方は専用ラインを利用しましょう。ルアーフィッシングに慣れている方にはデュエルのアーマードFがおすすめです。
メバリングでのPEラインを迷ってる方は、ぜひこの機会にPEラインを導入してみましょうね。
まこと
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