ヘビーカバーのバス釣り攻略におすすめのテクニックがパンチングです。
カバーはバスにとって安心できる場所であり、エサも豊富に居るので快適に過ごせる場所となっています。
なので、パンチングでは警戒心が薄いコンディションが抜群のバスがヒットしやすいのが特徴です。
今回はこのパンチングにチャレンジしてみたいアングラーに向けて、タックルやルアー、釣果を上げるコツなどについて解説していきます。
Contents
パンチングとは?
パンチングとは、重たいシンカーを使ったテキサスリグで、ヘビーカバーを攻略するテクニックのことです。
シンカーの重みやキャスト方法を工夫して、リグをバスの居るヘビーカバー下へ送り込んでアプローチしていきます。
カナダモやヒシモが水面に覆いかぶさっていて、他のルアーではバスの目の前にルアーを落とせないような状況で効果的になります。
ヘビーカバーに対してアプローチしていくので、それに合わせたパワーのあるタックルが必要になります。
パンチングにオススメの基本タックルは?
パンチングのタックルにはパワーが求められます。
ロッドのトルクや釣りのスムーズさを考えると、価格が中間クラスのものがおすすめです。
下記にその目安を紹介しますので、参考にしてください。
ロッド
長さ・・・7フィート~8フィートのベイトロッド
パワー・・・ヘビーからエキストラヘビー
パンチングで適しているのは長めのベイトロッドで、カバーからバスを引っ張り出すパワーを兼ねているロッドがおすすめです。
リール
深溝でハイギア仕様のベイトリール
パンチングではリグの回収やカバーからバスを引き離すときに回収の速いベイトリールがおすすめです。
ライン
PEラインの5号程度
ラインはとにかく太く強いものを使いましょう。
パンチングではラインの太さは、バスへの影響がほとんどありませんので、パワーを優先して選びましょう。
シンカー
バレットシンカーの1オンスから2オンス
パンチングでは重たいシンカーを使って、必ずカバーの下にルアーを落とせるようにしましょう。
フック
オフセットフックでワイドゲイプのもの
フックはカバーすり抜け性能が高い太軸のオフセットフックを使いましょう。
細軸のものだとカバーからバスを引き離すときに伸びてしまうので注意してください。
おすすめのパンチングロッドは?
エクスプライド173XH
シマノが発売している中間クラスのバス用ベイトロッドです。
エクストラヘビーで、パンチングに必要なパワーを持っています。
ルアーウエイトも2オンスまで使用できます。
ロングロッドのネックとなる収納面の問題は、グリップ内ジョイントで解決しています。
パンチングに使用するリグとアクションは?
パンチングに使用するリグは、テキサスリグです。
通常テキサスリグでは3/4オンスくらいまでのシンカーを使いますが、パンチングのときには1オンスから2オンスのシンカーを使います。
このシンカーの重みを使って、ヘビーカバーの下までルアーを落とし込んでいきます。
セットするルアーはボリュームのあるソフトルアーで、クローワームやチャンク系ワームを使うのが一般的です。
アクションの方法は、リフト&フォールが基本となります。
カバーの下にルアーを落とし込んだら、ロッドを上下させてルアーをリフトしたりフォールさせたりしてバスを誘っていきます。
おすすめのルアーは?
カバークロー4インチ
ジャッカルから発売されているカバー用のクローワームです。
塩がボディーに入っていて、ワーム自体の重さもありキャストがしやすいです。
アクションを加えると、ツメに入ったリブが水流を掴んでバスにアピールしてくれます。
ウルトラバイブスピードクロー
ズームから発売されているチャンク系ワームです。
素材にハリがあり、カバーへのアプローチ中にフックがずれてしまうことが少ないワームです。
内側に向いたツメが水流を受けて、リフトでもフォールでもバタバタとアクションしてくれます。
狙うポイントと釣果を上げるコツは?
パンチングで狙うポイントは、カナダモやヒシモが水面で何重にも重なっているようなヘビーカバーです。
そのヘビーカバーの中でも、風が当たっている面だったり、小魚やカエルが多く居るようなポイントを狙うとよいです。
釣果を上げるコツは、シンカーウエイトの適切な使い方と、必ずカバーの下にルアーを落とし込むことです。
シンカーのウエイトは、そのポイントのカバーに対して必要最小限の重さを使うようにするとよいです。
カバーの下にルアーを落とすためには、時としてリグを上方向にキャストすることも必要です。
上方向にキャストすることで、落下速度を上げてカバーへの貫通力を高めるとより警戒心の薄いバスにアプローチすることができます。
ヘビーカバーでバスがヒットしたら、ラインを巻き取りつつロッドを水平くらいまで下げてから力を込めてフッキングしてください。
フッキングしたらロッドはそのまま固定してリールを巻いてくるとバスをカバーから引き離しやすいです。
まとめ
今回はバス釣りのパンチングについて解説しました。
ヘビーカバーにはコンディションの良いバスが多く居るので、その攻略にパンチングはもってこいのテクニックです。
バスがバイトしてきたときに力強くフッキングして、パワーのあるロッドが曲がるのは、とても気持ちがよいものです。
ぜひ今回の記事を参考にして、パンチングに挑戦してみてください。

Fishing Fun編集部

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