エギングではエギという疑似餌を使い、イカを狙っていく釣り方です!
このエギにはいろんな種類があり、エギを構成している要素もさまざまです。
今回はそんなエギについてカラーの構成要素や基本的アクションを解説していきます!
Contents
エギングで使うエギとは
エギは元をたどれば、漁師の人がイカを釣るために使う「漁具」でしたが、現在ではロッドで操作してアクションさせやすいように進化させてあります!
そのためエギは通常のルアーフィッシングで使うようなハードルアーやソフトルアーとは違った仕組みをしていて、イカの大きさや狙っていく水深に合わせてさまざまな大きさと種類がありますので、それらも意識して使い分けしていくことが重要です!
エギの種類
ノーマルタイプ
基本的な沈む速度のエギがノーマルタイプです!
どんな場所でも使いやすく、イカが抱きつきやすい速度フォールしていくのが特徴です。
エギングにおけるエギの基本仕様となりますので覚えておきましょう!
シャロータイプ
沈む速度がノーマルタイプのエギより遅いのがシャロータイプです!
浅場や表層付近を狙っていくのに適していて、海藻の上に乗せてステイさせたりといった使い方も出来るタイプとなっています。
ディープタイプ
ノーマルタイプのエギよりも速く沈むのがディープタイプです!
深場を探るのはもちろんのこと、潮の流れが速すぎて他のエギでは沈ませきれないときにも活躍してくれるタイプとなっています。
ティップラン用エギ
船からのエギングで使いやすいのがティップラン用エギです!
ティップランとはロッドティップでイカのアタリを取っていく釣り方です。
他のどのエギよりも重く、沈みがとても速いので数十メートルの深さでも問題なく攻略していくことが出来ます。
エギのカラーについて
布
多くのエギの表面を覆っているのが布です!
布はイカがエギに抱きついてきた時に触腕が引っかかりやすく、すぐに離すことがないようにするのが目的となっています。
この布が貼っていないタイプのエギも一部ありますので、覚えておきましょう。
塗装
エギングで使うエギにはさまざまなカラーがあり、これらを状況によって使い分けていくのがポイントです。
その塗装方法には塗料を吹き付け色を付けてあるものと、布に色を印刷しているものがあります。
どちらの塗装の方法もそれぞれメリットがありますので、選ぶときにはどちらも持っておくことをおすすめします!
エギングにおいてはピンクやオレンジといった派手なカラーと、ブラウンやオリーブといった地味なカラーをそれぞれ持っておくとよいでしょう!
下地テープ
エギには布の下にさらに下地テープがあり、これも釣果に大きく影響してくる要素となっています!
下地テープには、金、銀、赤、マーブルなどのカラーがあり、布や塗装との相乗効果でイカを誘ってくれるものとなっています。
塗装でのカラーリングに対して、さらにそれぞれの下地テープのカラーを持っておくことが釣果アップには必要となります。
エギの動かし方の基本
キャスト後まずは沈める
エギングではまずエギをキャストしたら沈めるようにしましょう。
浅い場所ではボトムまで沈め、深い場所ではある程度の水深まで沈めていくのが基本です。
イカは表層よりも中層からボトム付近に居ることが多いので覚えておきましょう!
ジャークアクションをする
エギはジャークアクションを引き出すことによって、イカを誘ってきてくれるようになっています!
ロッドを大きく煽ってエギが左右に大きく動くようにアクションさせるとよいでしょう。
ジャークアクションは数回繰り返すのがおすすめです!
フォールで抱きつかせる
エギングで実際にイカがエギに抱き着いてくるのはフォールの時に集中しますので、ジャークアクションの間にはフォールを入れるようにしましょう!
基本的にフォールはラインテンションをほとんど掛けない状態で、エギの持っているフォールスピードを活かしていくのが基本となります。
フォール中のアタリはラインに出ることが多いので、ラインの変化を見逃さないようにして、フッキングに持ち込むようにしましょう!
エギの選び方と注意点
カラーを多く揃える
エギには多くのカラーがあり、状況によって効果的となるカラーが大きく変わってきます!
オレンジやピンクといった派手なもの、ブラウンやオリーブといった地味目のもの、ブルーやパープルといった一見すると釣れにくいようなカラーまで揃えておくのがおすすめです!
大きさを多く揃える
エギングで使うエギの大きさは号数で表されていて、数字が大きくなればエギのサイズも大きくなります。
基本的なサイズとなっているのは3.5号ですが、イカが小さな時には2~3号、大きなイカを狙うときには4号といったように大きさを変えていくのがおすすめですので、できるだけ多くの大きさを揃えておくようにしてみてください!
深さに合わせて揃える
エギには沈むスピードが標準的なノーマルタイプを基準とし、それよりも沈むスピードが遅いシャロータイプ、沈むスピードが速いディープタイプがありますので、それらを釣りをする水深によって使い分けていくことが釣果アップにつながります!
大きさごとにこれらのタイプを揃えておくと非常にエギングでの釣果を伸ばすことがしやすくなりますので覚えておきましょう!
おすすめのエギ
ノーマルタイプ
デュエル ヨーヅリ アオリーQ RS
ローリングシャフトという回転するラインアイによってアクションが機敏で、ファイト時にもイカをバラしにくいノーマルタイプのエギです!
カラーについての説明も細かくしてありますので、選びやすいのもポイントです。
ヤマシタ エギ王Qライブ
広範囲のサーチがしやすいダート幅が大きめのノーマルタイプのエギです!
初心者の方でもアクションさせやすいエギとなっています。
ダイワ エメラルダス ダートII
低重心のしんかーによって飛距離、アクション、フォール全ての安定性を持たせてあるノーマルタイプのエギです!
ダイワ独自のSaqSasカンナで掛かりも良いおすすめのエギです。
シャロータイプ
ヤマシタ エギ王 K シャロー
1メートルを約6秒でフォールしていくシャロータイプのエギです!
浅い場所や海藻の上を釣っていく時におすすめのエギです。
デュエル パタパタQ スロー
ノーマルタイプよりもフィンを大きくし、水の抵抗を大きくしたシャロータイプのエギです!
ボディーをスリム化することによってジャーク時の抵抗は少なくしてありますので、浅場で使いやすいエギとなっています。
林釣漁具製作所 餌木猿 スーパーシャロー
他のシャロータイプよりもよりゆっくりとフォールしてくれるエギです!
使い方の基本は3回ジャークしてからのフォールとなっています。
ディープタイプ
ハリミツ 墨族DEEP
深場や速い潮流の攻略に使いやすいディープタイプのエギです!
通常より丸みを帯びたカンナはより浅いイカのアタリでも掛けていくことが出来ます。
オーナー ドローフォー ディープ
重さを持たせることで遠投による攻略性も持たせたディープタイプのエギです!
重さがあってもイカが好むフォール姿勢をしっかり保ってくれるエギとなっています。
ダイワ エメラルダス ストリーム ラトル
フィンを小型化して潮流の速い場所でのドリフトを主な使用用途としているディープタイプのエギです!
ラトル入りで音でもイカにアピールし、大きさの違う段差カンナで確実に掛けられる仕様となっています。
ティップラン用エギ
デュエル EZ-Q フラッシュフィン TR
ボディーを多面とすることでアピール度を増したティップラン用エギです!
より広い範囲のイカにアピールして誘ってきてくれるエギとなっています。
エコギア フィッシュリーグ エギリー ダートマックス TR
ジャーク時の抵抗を減らすためにヘッド部分の布を無くし、ウエイト一体型としたティップラン用エギです!
アクション幅の調整がしやすく、スレたイカにもとても効果的なエギとなっています。
ハリミツ 墨族BB
バランスを追究したヘッド上部のアイが特徴的なティップラン用エギです!
大型のイカがヒットしたときでも安心の強いカンナもおすすめポイントのエギです。
まとめ
今回はエギングで使うエギについて、タイプやカラーの構成要素、動かし方の基本からおすすめのエギまでご紹介してきました。
イカはその日ごとに活性や好む水深が変わりやすいので、エギはできるだけ多く持っておくほうがよいでしょう。
ぜひ今回の記事を参考にエギを揃えて、イカを釣り上げてみてください!

リュウジ

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