エギングはエギと呼ばれる疑似餌を使って、イカを狙うルアーフィッシングの一つです。身近な漁港でエキサイティングなファイトがら楽しめるため近年はソルトルアーゲームの中でも上位に入る人気の釣りと言われています。
エギングはフォールアクションが多いことやエギの遠投が必要なため様々なラインの中でもPEラインと呼ばれる、細く高感度のラインが使用されることがほとんどです。
今回そんなエギングにおすすめのPEラインについて詳しく見ていきます。
エギングで使われるラインとは?
PEラインがおすすめ
エギングではほとんどのエギンガーがPEラインと呼ばれるラインを使用します。PEラインは強度が高く細糸であることが魅力のラインで、非常に飛距離が出ると言われています。
またテンションがかかってる場合の感度が非常に高く魚のバイトやイカのアタックをしっかりと感じることができます。
他のラインではだめ?
PEラインは他のルアーフィッシングでは、扱うのが難しいため、上級者向けと言われており、エギングでも扱うのが簡単なナイロンラインを使用するエギンガーも稀にいます。
しかしエギングの特性を考えると基本的にはPEラインの使用を前提に考えた方が良いでしょう。
エギングで使われるPEラインの特徴
太さは0.8号
エギングで使用されるPEラインは0.8から1号が定番とされています。エギングはソルトルアーゲームの中ではライトな部類に属しますが、扱うエギのウエイトが重いためメバリングやアジングに比べると太めのラインがおすすめです。太さは好みにもよりますが、遠投性能を高めたい場合は0.6、0.8号がおすすめです。
ナイトエギングには視認性
エギングはデイゲームだけではなく、夜間に釣りを行うナイトゲームも人気です。エギングはラインで当たりを取る釣りであるためナイトエギングの場合、視認性の高いラインを使用するのも釣果アップの秘訣です。
意外と知られていませんが、白のPEラインは夜釣りの場合、非常に視認性がよくおすすめです。
リーダーはフロロカーボン
エギングではPEラインが使用されるため、必ずショックリーダーを結束する必要があります。ショックリーダーは釣りによって様々な素材のラインが使われますが、エギングの場合は根ズレなどに強いフロロカーボンのリーダーがおすすめです。
太さはメインラインが0.8号の場合1号から1.2号が定番とされており1mほどあれば大丈夫でしょう。
エギングラインの選び方と注意点
4本編と8本編はどちらが良い?
エギングに使用されるPEラインの場合4本編と呼ばれるものと8本編と呼ばれるものが存在します。これはPEラインを作る際に編み込まれる細糸の数を示しており、一般的に4本編の方が価格が安いです。
エギングの場合8本編が主流とされていますが、釣果に影響するほどの大きな差はないため、予算と自分に使いやすい方を選ぶことをおすすめします。
ティップ、ガイド絡みに注意
PEラインはラインが非常にしなやかであるため、簡単にティップやガイドにラインが絡まりトラブルに繋がってしまいます。PEラインが初心者にオススメできない理由はこのようなトラブルがほとんどです。
ティップ、ガイド絡みを少しでも防止するためにはPEラインの使用を前提とした専用ガイドが搭載されているロッドを使用すること、また垂らしを長目に取り力任せのキャストを避けることがおすすめです。
トラブル防止のためにマメなラインチェック
PEラインはティップ、ガイド絡みはもちろんキャストの際のバックラッシュなどが発生した場合、状況によって全く釣りにならなくなってしまうこともあります。
ライントラブルを最小限に抑えるためには常にラインの状態をしっかりとキープすることが大切です。釣行後はしっかりと水洗いを行い、市販のコーティングスプレーなどを使用し、マメなメンテナンスをしっかりと行いましょう。
エギングで使用するおすすめのPEライン
ラパラ ラピノヴァ
ラパラから販売される人気のPEラインです。ナイロンラインとほとんど変わらない低価格が魅力で1500円以下で購入できる貴重なPEラインです。
高級ラインには見劣りするものの、初心者でも扱いやすいしなやかなモデルであるため、初めてPEラインを使用する方や初めてエギングをする方にはおすすめのラインです。
シマノ パワープロ
シマノから販売されるPEラインです。こちらもラピノヴァとほぼ同じ価格帯で、コストパフォーマンスが魅力のラインです。
ラピノヴァに比べるとややハリがあり、初心者にはおすすめできませんが、品質が高いためハリのあすPEラインを探している方にはおすすめです。またホワイトカラーのモデルもあるため、ナイトゲームなどの視認性を重視したい際にもおすすめです。
ダイワ エメラルダスセンサー ホワイト
ダイワから販売されるPEラインです。この価格帯では非常に珍しいエギング専用のPE ラインとなっており、激しいシャクりやキャストを繰り返しても劣化がしにくい点が魅力です。10m間隔のマーキング、視認性が良いホワイトカラーモデルになるため、ナイトゲームなどの際にも非常におすすめです。
デュエル アーマードエギング
デュエルから販売されるPEラインです。通常のPEラインとは異なった素材であるため価格が1000円前後と非常に安く、使用感もナイロンやフロロカーボンに近く他のラインに慣れたアングラーが初めてPEラインを使う際には通常のPEラインよりも使用感が良いと言われています。もちろん他のPEラインとは若干性質が異なるため4本編、8本編のPEラインい慣れたエギンガーには不向きのラインです。
ユニチカ キャスライン スーパーPE
ユニチカから販売されるPEラインです。コストパフォーマンスが高い1000円台のラインに比べると価格はやや高めですが、強度が非常に高くトラブルが少ないエギング専用PEラインです。しっかりとメンテナンスを行えば通年で使用できる耐久性も魅力で、ベテランのエギンガーからみても高級ラインにも見劣りしないスタンダードモデルです。
よつあみ G-SOUL X4
よつあみから販売されるPEラインです。よつあみは高品質のPEラインを販売する人気メーカーでG-SOULシリーズは様々なルアーフィッシングに使用できる汎用性の高いラインとなっています。X4は4本編のラインになっているため価格が安いですが、同価格帯の他のラインに比べるとハイクオリティであるため、安く高品質のラインを探している方には間違いなくおすすめです。
デュエル ハードコア X8 エギング
デュエルから販売されるPEラインです。アーマードシリーズと異なる8本編になっており価格も2000円台前半と8本編のPEラインの中ではお手軽です。エギング専用ラインであるため性能も問題なく、低価格の8本編ラインを探している方にはおすすめのラインです。
よつあみ G-SOUL X8
よつあみから販売されるPEラインです。こちらは8本編のモデルであるためX4に比べるとやや高価なラインですが、その品質と性能は他メーカーの上位モデルのラインにも見劣りしないです。エギングはもちろん、ソルトルアー全般におすすめできるラインであるため他のソルトゲームとリールを兼用する方にもぴったりのラインです。3000円以下の価格帯でPEラインを探している方には間違いなく満足できる愛用ラインです。
モーリス PEにシュッ!
モーリスから販売されるPEラインのコーティング剤です。釣行後にリールの水洗いをし乾燥させたラインに吹きかけることで、ラインの滑りを良くし、PEラインの劣化を防ぐ効果があります。PEラインは他のラインに比べると価格が高価ですが、メンテナンスをしっかり行うことでシーズンを通しての利用も可能です。エギングでPEラインを使用する際にも必ず用意しておきたい必須アイテムです。
まとめ
今回はエギングにおすすめのPEラインの特徴やおすすめのラインについて詳しくみてきました。
エギングで使用されるPEラインは0.8号を中心に視認性の高いホワイトカラーが人気となっています。リーダーには根ズレに強いフロロカーボン素材のリーダーがおすすめで、PEラインを使用する際は必ずリーダーを結束しましょう。
PEラインには8本編、4本編という2種類のラインが存在しますが、エギングで使用する際には大きな差がないため使用感や価格をかんがえながらそれぞれのスタイルあったものを選びましょう。
PEラインは使用後のメンテナンスをしっかり行えば、通年で使用できるラインであるためコーティング剤や水洗い、マメなラインのチェックなどは釣行後に必ず行いましょう。
各メーカーからはエギング専用モデルを含めて様々なPEラインが販売されています。初心者の方は1000円台の価格帯のラインでPEラインに慣れることがおすすめです。品質の高いラインを探しているエギンガーの方にはよつあみのG-SOUL X8、デュエルのハードコアX8エギングがおすすめです。
エギング用のPEラインを探している方の参考になれば幸いです。
まこと
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