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【ロックフィッシュおすすめワーム10選】タイプ別特徴と使い方解説

投稿日:2017年2月22日 更新日:





近年はロックフィッシュ人気も過熱気味で、専用ワームも各メーカーから販売されていますね。

今回はロックフィッシュに適している3つの形状のワームを中心におすすめワームを紹介します。

※リグについて知りたい人はこちらで紹介しています。

ロックフィッシュリグ完全ガイド

ロックフィッシュに使われるワームとは?

ロックフィッシュ専用ワーム

ロックフィッシュでは以前まではバスフィッシングで使われるワームを流用されるケースがほとんどでした。

しかし近年ではバークレーやエコギアなどを筆頭に各メーカーからロックフィッシュ専用ワームが販売されています。

まずは定番のタイプとして人気の3つの形状のワームについて見ていきます。

小魚はロックでも大定番!シャッド系ワーム

バスフィッシングはもちろんですが、様々なルアーの基本は小魚を模したルアーです。

もちろんロックフィッシュでもそれは例外ではなくアブラコ、ソイはもちろん。アコウ、カジカ、マゴチなど全国の様々な魚を狙える定番ワームが小魚を模したシャッド系です。

北海道のロックフィッシュの対象魚として人気のアブラコは後で紹介する甲殻系のワームが良いとされていますが、シャッド系で狙うこともできます。特に活性が高まる春から夏にかけては大型のアブラコがベイトとなる小魚を追い回す場面もたくさんあります。

スイミングしているシャッド系ワームにバイトしてくるアブラコは大型で獰猛な場合が多くとてもファイトのしがいがありますね。

アブラコと並んで人気のソイ類は主に小魚を捕食しているので、シャッド系ワームは最適なチョイスです。特にホワイト系や銀色のラメ加工などの、実際の小魚に近いカラーが効果的な印象です。

どちらを狙う際も実際に泳いでいる小魚を見ておおよそ3から5インチの中でサイズをチョイスするのが良いですね。

ビッグなアブラコは甲殻系!?

漁港や磯場での大型のアブラコを狙う場合は甲殻系のワームが最も効果的です。

甲殻系とは小さなエビやカニを模したワームです。特に磯場で狙うアブラコはこれらの甲殻類を捕食していることが多く、底でのリフトアンドフォールなどで激しくバイトしてきます。

定番カラーは赤系、緑系の実際の甲殻類のカラーに近いものが良いとされています。

シャッド系に比べると小さいサイズのほうがおすすめで基本的には2から4インチ前後のワームを使いましょう。

2インチだと小さいのでは?と思う人も多いかもしれませんが、50センチ級のビッグアブラコが2インチの甲殻系ワームで釣れた例もあり、アクション次第で数もサイズも狙える秘密兵器として重宝します。

スイミング、底でも探れる!万能ピンテールワーム

上記の2種類のワームは、基本的にシャッド系は泳がせて釣るスイミング。甲殻系は底や障害物の周辺を意識して釣る場合が多く、ロックフィッシュが求めているベイトがマッチしなければ釣果がついてこない場合もたくさんあります。

そんな時におすすめなのがピンテールワームです。

ピンテールワームはワームのお尻に細長い尻尾がついた形状のワームの総称です。このワームは底まで落としてストップしていてもワームについた尻尾が潮の流れで絶妙な動きをすることでロックフィッシュを誘惑します。

またシャッド系ワームのようにリトリーブすると尻尾が魚の尾びれの役割をし、今度は小魚に似た動きでロックフィッシュを刺激するのです。

そのため底物としてストラクチャー周りや底を探った後、回収する際にはスイミングでロックフィッシュを狙える万能選手です。

アブラコが潜むと言われる昆布などの海藻をピンテールワームで探っていて、回収の際のスイミングでソイがバイトしてくるなんていうこともあるわけです。

おすすめカラーは対象魚や時間によって異なりますが、チャート系などは比較的アブラコ、ソイどちらを狙う時にも適しています。

ロックフィッシュ!おすすめワーム10選!

シャッド系 バークレー Gulp! パルスワーム


ロックフィッシュワームとして最も定番のシャッド系ワームがパルスワームです。

シャッド系ワームでありながら底をしっかり探ることにも適しており、ガルプシリーズならではの匂い効果もあり抜群の釣果をあげられます。

モエビカラーは対象魚や時間帯を選ばずに使える万能カラーです。

北海道ではテキサスリグでアブラコを、ジグヘッドでソイ類を狙いたいですね。

シャッド系 エコギア グラスミノー


パルスワームと並ぶ、人気のシャッド系ワームがグラスミノーです。

500円台と安価ながら安定した釣果をあげられるので、初心者から上級者までロックフィッシュを狙うアングラーに幅広く愛されています。

サイズはS.M.Lの3種類の展開ですが、M.Lの2サイズが数、サイズ共に安定感がありますね。

カラーは地域限定カラーなども存在しますが、実際の小魚に似たカラーを持っておくと安心ですね。アブラコには赤系もおすすめです!

シャッド系 エコギア パワーシャッド


パワーシャッドはグラスミノーよりも実際の小魚に近いシャッド系ワームです。

ボディーが固めで強く、パワフルな泳ぎでロックフィッシュを誘惑します。

数釣りは期待できませんが、潮の流れが強いポイントや深場のエリアでビッグワンを狙う際におすすめです。

シャッド系 ima メルティニンフ


imaが発売するメルティニンフはロックフィッシュも対象魚に入っていますが、シーバス、ヒラメ、マゴチなど幅広い魚を狙えるシャッド系ワームです。

柔らかな素材が生み出す、なめらかな泳ぎは唯一無二で、夜のソイ類に対して抜群の効果を発揮します。

素材が柔らかいためアブラコには食いちぎられてしまうこともありますが、ハイシーズンの活性が高いアブラコは追いかけて丸呑みすることもありますね。

動きの良さを活かすためにはジグヘッドをおすすめします。

甲殻系 バークレー Gulp! パルスクロー

人気ワーム、パルスワームの甲殻類版です。

主に大型のアブラコやハタ類に効くと評判のワームで60アップの釣果も聞かれています。

底や障害物を意識したリフトアンドフォールはもちろんですが、リトリーブすることで腕をバタつかせてスイミングでのアピールも可能です。

サイズは3インチがおすすめで、カラーは派手めのものよりはナチュラル系が良いですね。

甲殻系 エコギア バグアンツ


様々な釣具店で幅広いカラーが販売されるエコギアのバグアンツ。

豊富なサイズ展開とカラーリングが人気のポイントです。

私のおすすめはグリーン系の2インチです。食いが渋くなる秋から冬にかけて、このワームの底での探りが絶妙にハマります。2インチが小さいと感じる方も多いかと思いますが、このサイズでも大型のロックフィッシュを釣った実績がありますよ!

甲殻系 OSP ドライブクロー


OSPといえばバスフィッシングで人気のルアーを販売するメーカーですね。

実はOSPのドライブシリーズはロックフィッシュでも抜群の効果を発揮します。特にドライブクローは赤系のカラーでアブラコ、ソイ問わず釣果実績ありです。

素材が柔らかいため、針持ちが悪いのだけが難点ですね。

ピンテール系 バークレイ ピンテールパルス


長い尻尾が特徴のピンテールワーム。アクションをつけなくてもその長いテールでロックフィッシュを誘惑します。

チャートリュースカラーはソイを夜釣りで狙う際におすすめです!

細めのサイズ感なのでテキサスリグが最適です。

ピンテール系 ヴァガボンド エアーベイト

テールより本体が大きいワームではバスフィッシングで使われるエアーベイトがおすすめです。

こちらはサイズが太めで大きいため、数釣りには向きませんが磯、沖堤、ボートなど大型が多いエリアでは積極的に使っていきたいですね。

底を意識したゆっくりとしたアクションよりは、リフトアンドフォールなどの激しいアクションで誘うと効果的です。

番外編 マルキュー パワーイソメ

普通のワームで釣果がでない・・・。

そんな渋い時の切り札がパワーイソメです。見た目だけでは生き餌のイソメと見間違えてしまいそうなリアルなワームです。

バス釣りのジグヘッドワッキーの要領で使用すると数釣りに最適です。

困った時の切り札として、ロックフィッシュを釣ったことがない人が同行している際などにおすすめです。

様々なラインナップの中から自分の相棒を

今回はロックフィッシュ専用モデルを中心におすすめワームを紹介しました。

もちろん今回紹介した以外の形状のものや、バスフィッシング用のワームなど、おすすめのワームはまだまだたくさん存在します。

ぜひ自分好みの1本を見つけて釣果に結びつけてくださいね。

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まこと

まこと

ルアーフィッシングを嗜む北海道のアングラーです。 トラウトやロックフィッシュを中心に全道各地で釣行しています。 バスフィッシングの技術や道具をロックやトラウトに活用した釣りスタイルを目指しています。 またフリーライターとして釣り関係のウェブ上での記事や釣行レポートを執筆しています。

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