静かな自然の流れの中で、トラウトとの駆け引きを楽しむ渓流でのルアーフィッシング。
全国的にも人気の淡水でのルアーフィッシングの一つです。
今回は北海道の渓流に魅了された私が渓流でのルアーフィッシングについて思う存分語ろうと思います。
Contents
渓流でのルアーフィッシングの魅力
餌釣りとは何が違うの?
渓流での釣りといえば、手竿で行う餌釣りも人気の釣りですね。
生き餌を使った釣りは、魚の食いも良く初心者でも手軽に楽しめる釣りの一つです。
ルアーフィッシングでは、生き餌を使わないため、ルアーを自らの手で生き餌に見立てて魚にアプローチします。
渓流のトラウト達は警戒心が強いため、なかなか口を使ってくれませんが、自分で考えたアプローチでトラウトがバイトしてきた時の嬉しさは他の釣りではなかなか味わえません。
渓流の良さってなんなの?
トラウトのルアーフィッシングは管理釣り場などの身近なスポットでも体験できます。
手間や手軽さを考えればいつでも利用できる管理釣り場のほうが魅力に感じる人も多いかと思います。
渓流でのルアーフィッシングが管理釣り場だけではなく、他の釣りと最も異なる点は、大自然の中で釣りをするという非日常感です。
渓流でのルアーフィッシングの場合、ほとんどのポイントは都会から離れた山奥です。そのため他の釣りと比べて、最も自然との真っ向勝負を味わえます。
単独や少人数での釣行が多くなるため危険とも隣り合わせですが、そんな大自然のフィールドですべてを忘れて釣りに没頭する、渓流のルアーフィッシングの一番の魅力ですね。
渓流はどんな場所で釣れるの?
釣り場はどうやって探せばいいの?
渓流は他の釣りに比べてなかなか釣り場を見つけにくいですよね。
特に大型が潜む1級ポイントは情報がほとんど出回っておらず、極端な山奥な場合も多いため、初めての方がいきなり挑むのは危険です。
まずは渓流での釣りに慣れるためにも、グーグルアースなどを利用して近くにある大規模河川の源流を探して見ましょう。どんな大河にも源流は存在しますし、上流は多くのトラウトが生息する渓流になっている場合もありますよ。
自分だけの釣り場を探すには、これらのマップを頼りにひたすらランガンが一番です!
書店では各都道府県の渓流ガイドなども販売されているので、メジャーな釣り場を探すにはそちらもおすすめですね。
トラウトが潜むポイントは?
いざ渓流にたどり着いても闇雲にキャストするだけではトラウトは釣れません。
渓流にはそれぞれトラウトが潜みやすいポイントが存在するため、まずはそのポイントを確実に探りましょう。
流れのヨレ
渓流の流れの本流から外れた、複雑な流れになっているポイントです。釣りの基本とも言われており魚がつきやすい定番ポイントです。
障害物
トラウトは外敵から身を守るため岩かげや木かげなどの障害物の下に潜んでいる場合があります。橋などの人工物もトラウトが潜んでいる1級スポットです。
落ち込み
渓流では周りの川底より深くなっている落ち込みに魚がついています。目視だけではしっかり川底の状況がわからないため、周辺の地形はしっかりと把握しておきたいですね。
渓流釣りの基本タックル
ロッドは5f前後がおすすめ!
渓流での釣りは対象魚に対するパワーだけではなく、携帯のしやすさや取り回しに関しても大切になってきます。
そのためロッドを選ぶ際は5f前後の短いロッドがおすすめです。
トラウトは口が柔らかい魚なので、硬さはULからLが定番とされています。ルアーフィッシングに慣れている方はお好みの硬さで大丈夫ですが、初心者の方は使い勝手が良いLがおすすめですね。
はコストパフォーマンスに優れた様々なモデルがあるので、渓流でのルアーフィッシングにおすすめです。
スピニングリールは定番の2000番
5f前後のロッドに合わせるためには2000番のスピニングリールがおすすめです。
こちらも携帯性を考えると軽さを重視したモデルを選びたいですね。
4f以下のショートロッドを使う際は1000番のスピニングリールを使う場合もあります。
今年販売された完全新作のスピニングリール。2万円台ながらダイワのスピニングリール史上最軽量を誇ります。渓流でのルアーフィッシングには最適ですね。
渓流ルアーの基本、スプーン
トラウトフィッシングの基本のルアー、スプーン。
本流や湖でのルアーフィッシングでも定番として使われていますが、もちろん渓流でもファーストチョイスとして使われます。
川幅に合わせて3から5g前後のものを使う場合が多く、カラーは金と銀の定番を中心に、赤、緑、黒、白などを押さえておけば安心ですね。
スプーンは小魚を模したルアーですが、黒系のスプーンは虫系パターンにも効果は抜群です。虫を捕食していることも多い渓流では必須のおすすめスプーンです。
価格も安く、様々なカラーが販売されているため、色違い、サイズ違いで何種類か用意したいですね。
渓流ルアーに慣れてきたら、ミノー
ミノーはスプーンに比べると価格も高いため、ロストしたときの精神的ダメージを考えると渓流での釣りに慣れてきたら導入することをおすすめします。
ミノーはスプーンよりアピール力が高く、大型のトラウトも狙えるため近年は渓流用のサイズが小さいミノーも各メーカーから多数販売されています。
1000円前後で購入でき、釣果実績も抜群のミノーです。渓流では45sが最も適したサイズですね。
渓流ルアーの最終兵器、スピナー
スピナーは渓流ならではの人気ルアーです。
金属のブレードがリトリーブにより回転しトラウトにアピールするルアーです。
小型、大型問わず数が釣れるルアーとして有名でスプーンやミノーを通した後のポイントでもスピナーにだけバイトしてくることも多々あります。
スレやすいルアーなので、他のルアーを通した後に最終兵器として使いたいですね。
ブレードが非常によく回る渓流釣りにぴったりのスピナーです。スピナーの中ではサイズとカラーも豊富です。
視認性の高いナイロンラインがおすすめ!
渓流でのルアーフィッシングの場合、4lb前後の太さが適切といわれています。
主に使われるのはナイロンラインで、明るいカラーで視認性の高いものが良いですね。
渓流の場合、ルアーを通してくるコースをしっかりと確認するのがとても大切です。そのためには透明なラインよりもピンクや緑などのカラーがついたラインが良いですね。
サンヨーナイロンから発売されるトラウト専用ラインです。視認性の高いピンクカラーのためプレッシャーの高いポイントで使用する際は透明なリーダーをつけると良いですよ。
おわりに
いかがでしたでしょうか、渓流でのルアーフィッシングは他の釣りにはない魅力に溢れた釣りですよ!
渓流は都会から離れた大自然の中だけに、命に関わるトラブルの可能性も否定できません。落水、怪我による遭難、熊や蜂など釣りに対する情報だけではなく、渓流に潜む危険性についてもしっかりと確認してから釣行に臨んでもらいたいですね。
春から夏にかけて渓流のルアーフィッシングは最盛期にはいります。
北海道はもちろん全国の渓流で元気なトラウトがあなたを待っていますよ!

まこと

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