シーバス釣りをするとなると、いろんなことを知っておく方がやはり釣果につながりやすいです。
知識を持って釣りにいくのとそうでないのには、大きな差があることでしょう。
今回はそんなシーバス釣りの魅力から生態、ポイントやタックルについて一通り解説していきます!
Contents
シーバス釣りの魅力
シーバス釣りの魅力は多くあります。
比較的近場で大物が狙える!
シーバスはベイトが居るような場所であれば釣れる可能性があります。
それは河川であったり、防波堤であったり、サーフであったりと実にさまざまな場所で狙うことができます!
バイトからファイトまでが強烈!
シーバスがルアーにバイトしてきたときは、「ガツッ」と明確に手元に伝わってきます。
そしてフッキングが決まると、強い引きやジャンプ、ヘッドシェイクを交えた強烈なファイトを見せてくれます。
時にはルアーが外れるなんてこともありますが、それも魅力のひとつでしょう!
いろんなルアーで釣れる!
小さいものから大きなルアーまで、また水面上でもボトム付近の釣りでも狙うことができます。
人それぞれが好きな釣りで狙っていくことができる点は魅力的です!
シーバスの生態
シーバスは生きたエサを食べるフィッシュイーターです。
動くものであればあまり種類を問いません。
また、季節によって行動が変わってきます。
下記にシーバスの食性とシーズナルパターンについて解説していきます!
食性
小魚
シーバス狙いで最も重要になるベイトです!
種類としてはイワシやボラ、コノシロ、サヨリといったさまざまな小魚を捕食します!
エビ
エビもシーバスが好きなエサです!
時に湾内において大量発生したりしますので、そういったときはシーバスが好んで食べるエサとなります!
イカ
冬に小魚が少ないようなときに重要なベイトとなりやすいのがイカです。
アクションがゆったりとしたシンキングペンシルやワームを使うのが攻略の鍵です!
ゴカイ
特に春先においてシーバスの重要なエサとなるのがゴカイです!
このゴカイを捕食しているときはセレクティブになるので繊細な釣りが求められます。
シーズナルパターン
春
春はシーバスにとって産卵後の状態です!
特にバチ抜けと呼ばれるゴカイの産卵行動によって、ゴカイを偏食する傾向があるので、それにどれだけ釣り方を合わせられるかが重要となってきます。
夏
夏はシーバスにとって暑さが厳しい季節。
日中であればシェードを狙っていきましょう!
また涼しい夜に釣りをするのもよい手段でしょう。
秋
秋はシーバスにとって産卵前の体力を蓄える大事な時期。
一年の中でシーバス釣りのハイシーズンといえます!
シーバスを釣ったことが無い人でもチャンスが多いのが秋の特徴です!
冬
冬はシーバスの産卵の季節です。
大型の個体は深場で産卵するので、ボートから狙う必要が出てきます。
近場では小さい個体を狙うことはできますので、ライトなタックルで挑むとよいでしょう。
シーバスの種類
シーバスと呼ばれますが、実は数種類が居ます!
下記にそれぞれ紹介していきます。
マルスズキ
一般的にシーバスと呼ばれているのがマルスズキです!
河川からサーフや磯まで幅広く生息しています!
ヒラスズキ
主に磯に生息しているのがヒラスズキです!
特に海が荒れ、サラシができているときに釣れることが多くなります。
パワーが強烈なので、強めのタックルで挑みましょう!
タイリクスズキ
非常に大型になりやすいのがタイリクスズキです!
体に斑点があることが多く、他のシーバスより獰猛な食性が特徴です。
シーバスのポイント
シーバスは環境への適応力が幅広く、いろんなポイントで狙うことができます!
大きく分けると河川と海となります。
下記にそれぞれでシーバスのポイントとなる場所を紹介していきます!
河川のシーバスポイント
瀬
浅く流れの速い場所を瀬といいます!
流れの速い中でも緩やかな場所にシーバスは潜んでエサを狙っています。
堰
流れを止めるために設けられている堰もポイントです!
特に堰の下では、活性の高いシーバスがエサを待ち構えていることが多いです。
橋脚
橋を支える橋脚は流れが収束し、硬い地質のところにあることが多いためシーバスも好んで着きます!
タイトに狙っていくことがヒットさせるためのコツです!
海のシーバスポイント
防波堤
ベイトフィッシュが豊富なことが多いのが防波堤です!
イワシやアジがよく釣れている場所はシーバスが居る可能性も高いです。
干潟
浅い地形が広がっていて、シーバスがよく回遊しているのが干潟です!
ウェーディングで狙ってみたいポイントです。
サーフ
サーフとは砂浜のことで、特にシーバスの捕食場となりやすいポイントです!
朝と夕方のマズメと呼ばれる時間帯に狙うのがおすすめです!
磯
岩や溝が多く、隠れ場が多い磯もシーバスのポイントです!
比較的荒れている磯の方が活性の高いシーバスが潜みやすいです。
潮と釣り方について
シーバス釣りには潮の満ち引きに合わせて釣り分けていくことが重要です。
それぞれの潮に合わせた釣り方を紹介していきます!
大潮
潮の干満差が大きなタイミングが大潮です!
流れが速くなることが多いので、アクションが大きなルアーを使っていきましょう。
大潮の干潮時しか行けないポイントもあったりしますので探してみてください!
中潮~小潮
潮の干満差が中間的なタイミングが中潮から小潮です!
釣れるパターンが見つかれば、釣れ続けることが多い特徴があります。
いろんなルアーや釣り方を試して、いち早く釣れるパターンを見つけてみるのがコツです!
長潮~若潮
潮の干満差があまり無いタイミングが長潮から若潮です!
シーバスの活性があまり高くならないので、リアクションバイトを誘えるようなバイブレーションの早巻きや、ジャークベイトのダートアクションを使っていくのがおすすめの釣り方です!
シーバスの基本タックル
ここではシーバスの基本タックルを紹介します!
もちろんシーバス釣りではさまざまな種類のタックルがありますので、それぞれ使い分けていくことも重要となります。
ロッド
基本的な長さは9.0フィートから9.6フィートが基本となります!
硬さはミディアムライトからミディアム程度が応用範囲が広くおすすめです。
リール
スピニングリールが基本となります!
大きさは3000番と表記されているものがおすすめです!
ライン
シーバス釣りではナイロンラインとPEラインが多く使われます!
ナイロンラインでは12ポンドから16ポンド、PEラインは0.8号から1.5号程度が基本となります。
また、根ズレやシーバスの歯から守るため先にはフロロカーボンリーダーを使うとよいでしょう。
リーダーの太さは16ポンド以上がおすすめです!
ルアー
シーバス釣りで使われるルアーは、浅い場所で使う物としてはトップウォーター、ミノー、ワームといった種類があります。
深い場所においてはバイブレーション、メタルジグ、スピンテールジグといった種類があります。
この中でもミノーとバイブレーションを最初に揃えておくことをおすすめします!
シーバス釣りの注意点
魅力が多いシーバス釣りですが、もちろん注意点もあります。
下記に特に注意したい場面を紹介していますので、参考にしてみてください。
ウェーディングの注意点
ウェーディングでは、ウェーダーを用いて水中に入ります。
必ずライフジャケットを着用し、転倒に備えましょう。
また、ウェーディングではエイに気を付けましょう。
エイは鋭い毒針を持っていて、特に夏前に産卵のため浅場に集まってきます。
エイが多い場所はシーバスも警戒しているので、避けた方が無難でしょう。
夜釣りの注意点
夜釣りでは周りに障害物が無いか特に注意して釣りをしましょう。
障害物に気づかないまま釣りをしていると、タックルの破損につながってしまったりしますので注意しましょう。
シーバス釣りで持っておきたいツール
最後にシーバス釣りで持っておきたいツールを3つ紹介します!
プライヤー
シーバスの口からルアーフックを外すときの必需品です!
先端部分はスプリットリングが外せるタイプがおすすめです。
フィッシュグリップ
シーバスの歯やエラで怪我をしないようにするためのツールです!
落下防止コードを一緒に付けておくとよいでしょう。
ヘッドライト
夜釣りでの必需品となり、できれば数段階の明るさ調整ができるものがおすすめです!
使うときは水面を照らさないように注意したほうがシーバスに警戒されなくて済みます。
まとめ
シーバス釣りで必要な知識を一通り紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?
これを頭に入れて釣りをすると、よりシーバス釣りが楽しくなるものと思います。
今回の記事を参考にして、ぜひご自身のシーバス釣りをやってみてくださいね!

リュウジ

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