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これを読めば大丈夫!バスロッドの特徴から選び方、メンテナンス方法まで徹底解説!

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皆さんはバスロッドを選ぶときにどういった基準で選んでいますか?
よく分からないまま買っているという人も多いのではないでしょうか?
そんな人に向けて、今回はバスロッドの選び方を解説していきます!
おすすめバスロッドも紹介していますので、ぜひ参考にしてくださいね!

バスロッドの特徴

長さ、硬さ、素材が多様

バスロッドを他の魚種と比べたときの大きな違いは、なんといってもそのラインナップの多さです!
バス釣りでは1gにも満たないルアーから時には50gを越えるようなルアーまで多種多様なルアーが使われます。

また、バスが釣れる場所も何もないオープンウォーターから込み入った障害物の奥などさまざまです。
それに合わせてロッドに関しても長さ、硬さ、素材が多様となっています。

それぞれの状況に合わせてロッドを使い分けていくのが釣果を伸ばすコツです!
もちろん、いろんなルアーが使える応用範囲の広いロッドもあります!

バスロッドの基本仕様と種類

スピニングロッドとベイトロッド

バスロッドにはスピニングロッドとベイトロッドという2種類があります。
スピニングロッドは主に軽量なルアーで細いラインを使っていく用途に向いています。

ベイトロッドは重たいルアーで太めのラインを使っていく用途に向いています。
どちらも得意とする釣り方があるので、状況に合わせて使い分けていくのが重要です!

ロッドの硬さ

ここでは代表的な用途に対してのロッドの硬さの目安を解説しておきます!
あまりにもロッドの硬さと用途のバランスが取れていないと、上手く釣りが出来ませんので注意しましょう。

ライトリグ

釣り人が多く、プレッシャーが高いエリアで必要となるのがライトリグです!
ライトリグとは、ノーシンカーリグやダウンショットリグ、スモラバといった軽量ルアー全般を指します。
繊細なアプローチで、バスにナチュラルにアピールしバイトを引き出します。
ライトリグにはスピニングロッドがおすすめで、硬さはライトもしくはウルトラライトがよいでしょう!
ラインはフロロカーボンの6ポンド以下やPEの0.6号以下を使ってみてください!

ベイトフィネス

ベイトロッドで軽量ルアーを扱う釣法をベイトフィネスと呼びます!
ベイトフィネスは、ライトラバージグやネコリグを使い、少し太めのラインでちょっとしたカバーにもアプローチしていけるのが強みです。
ベイトフィネスではライトからミディアムライトくらいの硬さのロッドがおすすめです!
ラインはフロロカーボンの6ポンドから10ポンドくらいまでを使ってみてください。

ハードベイト

ハードベイトは主に巻き物と呼ばれ、リールを巻くことでアクションしてくれるルアーを指します。
クランクベイトやスピナーベイト、バイブレーションなどがハードベイトに分類され、広範囲を手早く探っていくことを得意としています!
ロッドの硬さは、ミディアムからミディアムヘビーくらいが応用範囲と飛距離を出しやすいのでおすすめです!
ラインはナイロンの10ポンドから16ポンド、フロロカーボンだと8ポンドから16ポンドくらいまでの太さをおすすめします!

テキサスリグやラバージグ

ボトムを効率よく、また根がかり回避能力が高いのでカバーをどんどん攻めていけるのがテキサスリグやラバージグのメリットです!
根がかり回避能力が高い分、フッキングに力が要りますのでロッドの硬さはミディアムヘビーからヘビーくらいのものを使ってみてください。
ラインはフロロカーボンの12ポンドから20ポンド、PEだと3号から5号くらいまでを使い分けてみましょう!

ビッグベイト

大きな魚の形をしたルアーをビッグベイトと呼びます!
その大きさゆえに重量もかなりありますので、ロッドはヘビー以上の硬さが求められます。
重さでキャスト時に切れてしまうこともあるので、ラインはナイロン、フロロともに20ポンド以上を使うようにしてください!

バスロッドにはワンピースやツーピースといった種類がある

バスロッドには1本で継ぎ目なく作られているものから、分割して収納できるものなどの種類があります。
下記にその種類を解説していきます!

ワンピース

どこにも継ぎ目がない1本で作られているロッドのことです!
最もブランクスといわれるロッド本体の性能を活かすことができるので、上位機種から中級機種で採用されていることが多いです。

ツーピース

分割された2本を継いで1本にして使うロッドです!
継ぎ目がある部分の曲がりワンピースに比べると不自然になりがちですが、最近はその部分も製造方法によって解消されるようになっています。
分割して持ち運べるのが最大の利点となっています!

パックロッド

バッグに入れて持ち運びできるくらいに小さく収納できるもので、4本以上で継いで使う物であったり、振出式でどんどん伸ばして使っていけるものがあります。
販売されている種類が多くないですが、仕事帰りや出張時にちょっと釣りをしたいという人におすすめです。

バスロッドの選び方

まずはバーサタイルモデルから

バーサタイルモデルとは、幅広いルアーに対応できる長さや硬さを持ったロッドのことです。
そのバーサタイルモデルを使ってバス釣りをしてみて、その中で自分が好きな釣り方やルアーに合わせてロッドを選んでいくのがおすすめです!

軽いものを選ぶ

ロッドには自重の表示がしてあることがほとんどです。
長時間何度もキャストを繰り返すバス釣りでは、やはり軽いロッドのほうが疲れにくいです!
できればリールをセットした状態で軽く感じられるものを選ぶようにしましょう!

できるだけ予算内で高いものを選ぶ

バスロッドは値段によって、ロッド本体のブランクスの質、ガイドの種類が大きく変わってきます。
値段は高いほうが、軽く感度がよく、ラインにも優しいガイドが使われる傾向がありますので、できるだけ予算内で高いものを選んでおいた方がよいです!
下記にはおすすめのバスロッドを紹介していきますので、選ぶときの参考にしてみてください!

【上級者向け】メーカー別おすすめのバスロッド

ダイワ

スティーズ 661MFB マシンガンキャスト タイプ1.5


ダイワのバスロッドの最上級シリーズであるスティーズの中で、バーサタイルモデルとして人気があるのがこのロッドです。
ハードベイトからソフトベイトまで、1本でこなしていく必要がある陸っぱりでは特に重宝することでしょう。
また名前にも一部あるように、キャストが好きなアングラーにぜひ使ってもらいたいベイトロッドです!

スティーズ レーシングデザイン 7011HRB


スティーズシリーズの中でも、よりプロ仕様となっているのがレーシングデザインシリーズです。
こちらのモデルは、ヘビーウエイトのラバージグやテキサスリグをシャローでもディープでも使いこなせるように設計してあります。
ライトリグ全般のバスフィッシングではありますが、こういったヘビーウエイトのルアーでしか獲れないバスも居るので、ぜひ自身のラインナップとして揃えておいてもらいたいベイトロッドとなっています!

ハートランド 6101ULLX/RS-SMT16冴掛 Midge direction SMT


ルアーウエイトは3.5gMAX、ラインもPE0.4号までと非常に繊細なリグを扱うためのスピニングロッドです!
ティップにはスーパーメタルトップを採用、さらにエアガイドシステムと呼ぶ、カーボン製のガイドフットで全体の感度アップを実現しています。
ハイプレッシャーなフィールドであればあるほど、その感度のよさやキャストフィールがバスを手にする大きなアドバンテージとなってくれるはずです!

シマノ

ワールドシャウラ 1755RS-2


バスフィッシングだけでなく、世界のさまざまな魚種を対象としているのが、ワールドシャウラシリーズです。
その中でビッグバスに有効なビッグベイトの釣りを快適にするというコンセプトになっているのがこのモデルです!
大型ルアーのキャストから、バスがヒットしてからのファイトまで、強靭なブランクスがしっかりサポートしてくれます!

ポイズンアルティマ 162L-S


シマノとジャッカルがコラボして製作されているのがポイズンシリーズであり、その中でも究極を意味するアルティマはシマノの最高峰バスロッドとなっています。
このモデルはシマノのベイトロッドで初めてソリッドティップを採用したベイトフィネスロッドとなっています!
ベイトフィネスが一般化してきている現在において、より高感度で繊細なアクションが可能なこのロッドはおすすめです!

バンタム 170M-G


バスフィッシングのスタイルの多様性に合わせて、より細かなカテゴリー分けでシリーズが組まれているのがこのバンタムシリーズです。
こちらのモデルはハードベイト専用モデルとなっており、バスのバイトを弾きにくいグラスコンポジットモデルとなっています。
シャローからディープまで、巻き物といわれるルアーを使うときにはぜひ使ってもらいたいモデルとなっています!

エバーグリーン

カレイド セルペンティ TKSS-64L ビースティンガー


張りのあるフルチューブラーで製造されているスピニングロッドです!
フルチューブラーのおかげで、ルアーウエイトが7gまでと幅広い対応が可能なロッドとなっています。
プレッシャーのかかったバスに対して、より距離を取り、より正確にアプローチしていくのに持って来いのスピニングロッドとなっています!

ファクト HFAS-65ULST


ロッドバランスが良い軽量スピニングロッドです!
ライトリグ全般を使いこなすことができ、タフなバスのバイトも引き出すことができるでしょう。
繊細なだけでなく、小型シャッドなども扱うことができ、陸っぱりでも重宝するロッドとなっています!

ヘラクレス HCSC-62M EGアクション


激しいロッド操作で使うジャークベイトを長時間キャストしつづけるためのベイトロッドです!
周りがライトリグばかり使っているような状況で、リアクション要素の強いジャークベイトを投入してみると意外にバイトが得られたりします。
季節を問わず、ラインナップに加えておいてもらいたいロッドとなっています!

【中級者向け】価格別おすすめバスロッド

2万円以下

アングラーズリパブリック エルア モーラ MGS-67LF


飛距離を武器にして、バスにアプローチしていくことを目的としたスピニングロッドです!
ロングディスタンスでのアプローチは、陸っぱりではもちろん、サイトフィッシングでも役立ってくれます。
対応範囲も広いので、いろんなルアーを使っていきたい人にもおすすめのロッドです!

2万円~3万円

ダイワ ブラックレーベル 6111MHRB


陸っぱり、ボートともに活躍する7フィートを切った取り回しの良いバーサタイルモデルです!
高密度のカーボン素材を使ってあり、MHという硬さが、スピナーベイトやラバージグ、チャターベイトなど少しパワーが必要な釣りをサポートしてくれます。

3万円以上

シマノポイズンアドレナ 266L-2


中間的な長さを持つバーサタイルなスピニングロッドです!
2ピースで持ち運びが便利になっていますが、継ぎの部分を感じさせない工夫がされています。
張りのあるロッドが好きな人にぜひ使ってもらいたいモデルとなっています!

バスロッドは他の魚種にも使える?


バスロッドは他の魚種でも応用して使うことができます!
その魚種とタックル例を下記に紹介しておきます!

シーバス

ソルトウォーターで代表的なのがシーバスです!
バイブレーションやミノーを使っていくことが多いので、それに合わせたタックルが必要になります。
ハードベイト用やビッグベイト用のミディアムからヘビーくらいの硬さを持ったロッドであれば十分対応できます!

ヤマメやニジマス

渓流や管理釣り場で釣ることができるヤマメやニジマスもバスロッドで狙うことが出来ます!
小さなルアーを使っていきますので、スピニングロッドが使いやすいです!
ロッドの硬さはライトくらいであれば十分楽しむことができるでしょう!

ロックフィッシュ

アイナメやソイ、カサゴといった海の底近くに生息するフィッシュイーターもバスロッドで狙うことが出来ます!
重たいテキサスリグやジグヘッドリグを使うことが多いので、それに合わせてバス用のテキサスリグやラバージグに使うミディアムヘビー以上のロッドを使っていくとよいでしょう!

バスロッドのメンテナンス方法は?

簡単な掃除方法

釣りを終えたらロッドは、自宅で水洗い、もしくは水拭きするのがよいです!
特にガイド周りはよく汚れを落とすようにしておきましょう。
ガイドが汚れていると、飛距離の低下やラインの劣化が早くなるといったデメリットが出てきます。
汚れを落としたあとは、風通しのよい日陰で乾かすようにしてください!

折れてしまったときには?

バスロッドを使っているとどうしても不注意などによって折れてしまうことがあります。
ブランクス部分が折れてしまったときは、ワンピースのロッドに関してはメーカーに修理出ししなくてはなりません。
そのときに購入した時に保証書があれば一緒に添付しておくと、免責金額で修理してもらうことが出来ます。
ツーピースなど継ぎ目があるロッドに関しては、折れた部分をパーツ取り寄せという形で対応することも出来ます。
その時の注意点としては、継ぎ目が個体差で固かったり緩かったりすることがあります。
取り寄せた際にはすぐに確認を取っておくことをおすすめします。

まとめ

今回はバスロッドの特徴から選び方、メンテナンス方法まで解説してきました。
いろんなバスロッドから自分に合ったものを見つけられれば、よりバス釣りが楽しくできるはずです!
ぜひ今回の記事を参考にして、バスロッドを選び、ビッグバスを釣り上げてくださいね!

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リュウジ

リュウジ

ブラックバスとシーバスをメインにルアーフィッシングを楽しんでいます。好きなルアーはトップウォーターとクランクベイト。「釣れた」でなく「釣った」をたくさん積み重ねていけるように意識して釣りをしています。ルアーフィッシング歴20年以上の経験をもとに、釣りがもっと楽しくなる情報を皆さんにお伝えしていきます。

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