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バス釣りのベイトリールの使い方!メリットとデメリット、そしてバックラッシュ対策とは?

投稿日:2017年3月24日 更新日:





バス釣りといえばベイトリールですよね?
キャスティングのカッコよさもあり、もちろん使い勝手がよいということが挙げられます。
今回はそんなベイトリールについて、メリットとデメリットをはじめ、基本操作からバックラッシュ対策まで解説していきます!

ベイトリールのメリット

パワーがある

ベイトリールの場合は、ラインを真っ直ぐ出したり巻き取ったりできますので、非常にパワーがあります!
スピニングリールでは、ラインがラインローラーによって角度が付くので、その分巻き取りに余計な力が要るようになります。
太いラインを使ったベイトリールでのパワーゲームはとてもエキサイティングです!

手返しの良さ

ベイトリールはクラッチを切るだけでキャストできますので、非常に手返しがよいです!
慣れてくると回収したルアーの勢いそのままに、次のキャストに移ることができたりします。
特に近距離の釣りでそのメリットを発揮してくれることでしょう!

キャスティング精度

ベイトリールはスプールを親指で押さえてラインの出を調整できますので、キャスティング精度が抜群です!
スピニングリールでもできますが、極端にいうとスピニングリールはcm単位であるのに対して、ベイトリールはmm単位で調整ができます。
着水音も静かにできるので、カバーへのアプローチでとても有効です!

ベイトリールのデメリット

バックラッシュ

ベイトリールを使う上で避けて通れないのがバックラッシュです。
バックラッシュはスプールの回転よりもルアーが飛んでいくスピードが遅いときに発生してしまいます。
直すのに時間がかかったり、ひどいときにはラインを巻き替えないといけないような状況になるのでなるべく避けたいものです。
原因と対策についてはあとで解説していきます。

重心が上にある

ベイトリールはロッドの上側に装着するようになります。
そうするといつも下に回転しようとする力が掛かっていることになります。
特に初心者で慣れないうちは、バスがヒットするなどの負荷が掛かった時に、ロッドを上手く固定できず巻き取り時に苦労することがあります。
できるだけ手に収まる小型で、軽量なものを購入したほうがよいでしょう。

ハンドルの左右の付け替えができない

スピニングリールでは好みに合わせていつでもハンドルを左右に付け替えることができます。
しかしベイトリールではそれができないので、購入時に目的に合わせてしっかり選ぶことが必要です。
目安として、利き腕でハンドルを巻けるものはリトリーブ主体の釣りに、利き腕と逆でハンドルを巻くものは近距離の釣りやアクション重視の釣りとなります。
自分の行う釣りに合わせて、しっかり考えたうえで購入をするようにしましょう。

ベイトリールの基本操作

ここではベイトリールの基本操作について解説します!
見落とすとせっかくのバスのヒットや時間をロスしてしまいますので、しっかり覚えておくようにしてください!

ドラグを締めておく

ベイトリールを使うときにはドラグはフルロックの状態から少し緩めたくらいの設定がよいでしょう。
ドラグが締まっていないと、フッキングやファイト中にドラグが不意に滑ってしまい、ミスにつながってしまうことがあります。
もし大きなバスが掛かったときは、クラッチを切って親指でラインの出を調整する「指ドラグ」といったテクニックがおすすめです!

レベルワインダーにラインを通す

ラインを綺麗にスプールに巻き取るための機構がレベルワインダーです!
このレベルワインダーの穴にラインを通すことを忘れないようにしましょう。
もし通し忘れた場合は、ラインが偏って巻かれてしまいますので注意してください!

ブレーキを調整する

ベイトリールにはメカニカルブレーキとブレーキシステムの2つのブレーキがあります!
メカニカルブレーキはスプールを直接押さえるもので、ブレーキシステムはスプールの回転を調整するものです。
慣れないうちは強めにセッティングしたほうがよいですが、シーン別の目安についてはあとで解説します!

ベイトリールの投げ方

ベイトリールの投げ方には多くの方法があります!
下記にそれぞれの名前を挙げると、

・オーバーヘッドキャスト
・サイドハンドキャスト
・バックハンドキャスト
・サークルキャスト
・スリークウォーターキャスト
・ピッチング
・フリッピング
・ボウ&アロー
・スキッピング

といった多くの投げ方があります。

いずれのキャスティングにおいてもロッドの反発力を上手く使っていくことが重要です!
慣れるまではブレーキを強めに設定しておき、重たい14グラム程度の空気抵抗の少ないルアーを使って、ゆっくりと大きなモーションで練習するとよいです。
スプールを押さえている指を離すタイミングは、テイクバックしたルアーが前に飛ぼうとし出したときです。
これは繰り返し練習して体で覚えるようにするとよいでしょう。

ベイトリールのシーン別ブレーキセッティング

ベイトリールはブレーキセッティングが付き物となります!
これをおろそかにしてしまうと、バックラッシュといったトラブルが起きてしまいます。
下記にシーン別のブレーキセッティング方法を解説します!

クランクベイトやミノーなど軽く空気抵抗の大きなルアー

軽く空気抵抗の大きなルアーは、メカニカルブレーキ、ブレーキシステムともに強めにしてバックラッシュさせないようにしましょう!
メカニカルブレーキはクラッチを切ったらルアーの重みでラインがズルズルと出ていくくらいにして、ブレーキシステムは最大から7割程度までにしておくとよいでしょう!

バイブレーションなど重たく空気抵抗の少ないルアー

重たく空気抵抗の少ないルアーは遠投できるようなブレーキセッティングを行いましょう!
ただし、ルアーが飛んでいる間に強風が吹いたりしても大丈夫なブレーキセッティングがおすすめです。
メカニカルブレーキはクラッチを切るとするするとルアーが落ちるくらい緩めで、ブレーキシステムは中間くらいにセッティングしておくとよいでしょう!

ラバージグやテキサスリグの近距離キャスト

ピッチングなどを多用する近距離キャストの場合は、緩めのブレーキセッティングにして低弾道でキャストできるようにしましょう!
クラッチを切ってルアーがスルスルと抵抗なく落ちるくらいで、ブレーキセッティングはキャスト中にルアーが浮かないくらいに緩めておきましょう。

バックラッシュの原因と予防策

ベイトリールを使う上で必ず誰もが対面するのがバックラッシュです。
ここではその原因と予防策について解説していきます!

原因

軽すぎるルアーを使っている

10グラム以下の軽いルアーはバックラッシュしやすいです。
慣れるまでは特に重たいルアーを使っていくようにしましょう。

空気抵抗が大きなルアーを使っている

キャスト中に回転したりするルアーは失速するのでバックラッシュしやすいです。
スピナーベイトなどのパーツが多く、重心が安定しないルアーを使うときは注意が必要です。

ブレーキセッティングが弱すぎる

ルアーに対してのブレーキセッティングが弱すぎてもバックラッシュします。
メカニカルブレーキとブレーキシステムは、風などのフィールド状況や、キャストの方法によってこまめにセッティングするようにしましょう。

予防策

スプールにラインを巻き過ぎない

スプールにいっぱいラインを巻いておくと、スプールの重量が増して過回転しやすくなり、結果としてバックラッシュしやすくなります。
目安としては9割くらいの量で押さえておくとよいでしょう。

スプール径が小さて軽量なものを使う

ベイトリールのスプールは小さく、かつ軽量であれば慣性力が小さくなりますので、バックラッシュしにくいです。
目安としてはスプール径が34ミリ以下のものがおすすめです。

まとめ

ベイトリールはバス釣りをするうえで欠かせないものです!
そのメリットを最大限活かすことで釣果アップにつながってくれることでしょう。
今回の記事を参考に、ベイトリールを上手く使いこなしてくださいね!

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リュウジ

リュウジ

ブラックバスとシーバスをメインにルアーフィッシングを楽しんでいます。好きなルアーはトップウォーターとクランクベイト。「釣れた」でなく「釣った」をたくさん積み重ねていけるように意識して釣りをしています。ルアーフィッシング歴20年以上の経験をもとに、釣りがもっと楽しくなる情報を皆さんにお伝えしていきます。

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